R-Body Projectのエクササイズ

【HighNetWorth Health Column Vol.1】 Exercise is Medicine

世の中では、運動に対する誤解があります。
それは、運動は、「健康な方がより一層の健康増進のために、重りを持った筋トレや汗をかいてリフレッシュのために行うもの」と、考えられていることです。

肩こりや腰痛などの痛みを根本的に改善するには、運動によるアプローチが必要な場合が少なからずあります。
しかしながら、一般的には「運動」が痛みを改善させる!とは思われていません。
カラダに痛みがある場合、皆さんが行く場所は病院、マッサージや鍼灸などの治療院ではありませんか。

例えば腰痛。
「腰が痛い」といっても、原因は腰にあるとは限りません。
他の原因で腰痛を引き起こした場合、病院や治療院で「腰の治療」を行っても根本的な解決にはつながりません。
また、むやみやたらに行う運動は悪化にもつながります。

運動によって痛みをなくすための前提として必要なことは、皆さんご自身がカラダのメカニズムや痛みの原因を頭で理解して、正しい動作で運動を行うことが必要である!ということです。
こうした医学的な知識のもとで、アタマとカラダを鍛えることは、真のコンディショニングを行うことといえます。

R-Body Projectのストレッチ風景

これらを10年以上にわたって実践してきた、業界でも一目おかれている日本のトップスポーツジム「R-Body Project」。
彼らが提唱する理論「Functional Training」が、今、最も注目されています。
日本代表スポーツ選手のみならず、各界のプロ選手も多数、このトレーニング法を導入して成果を得ています。
近々、シンガポールから海外進出が決まっており、アジア諸国の皆様にも「Functional Training」理論による「Exercise is Medicine」の期待が高まりますね!


林 同文 M.D., Ph.D.

文:林 同文 M.D., Ph.D

東京大学大学院准教授を経て、現在、医療法人聖桐会御茶ノ水聖橋クリニック等で、内科/循環器科を専門に診療。
アマチュアだけでなく、多くの競技のプロスポーツ選手などトップアスリートの主治医やチームドクターとしても活躍中。
医師・医学博士。元JOC医科学強化スタッフ。日本体育協会公認スポーツドクター。