【お肌資産管理 Vol.4】 人気の部分痩せマシン「クルスカ」
私のクリニックでいまとても人気なのが「クルスカ」。
実はお肌のウエルエイジング治療ではなく「部分やせ」マシンです。
お腹や二の腕の脂肪細胞を約1時間かけて凍死させ(!)、その後3ヶ月ほどかけて白血球に食べてもらうという画期的な治療法です。
「クルスカ」の本名は「Cool Sculpting」、ほんとに「彫刻」という感じでお肉が落ちます。
施術中はアプリケーターにお肉を挟んで冷やすのみ。
痛くもなんともないので、約1時間の間、みなさん読書されたりスマホをいじったり。
先日はDVDプレイヤーを持ち込んで何かご覧になっている方もいました。
アオハルのお客様は男女問わずほんとうに忙しい経営者の方が多いのですが、そういう方々はぼうっとしていることがないですね。
診療の前のちょっとした待ち時間でも、必ず何かしておられます。
それも、スタッフをねぎらってくださる会話しながらだったりするから、ほとんど話芸です。
あるお客様がしみじみ、時間ほど貴重なものはないとおっしゃっていました。
私も及ばずながら、日々のスキマ時間を無駄にしないように心がけています。
とにかく「まとまった時間ができたときにやろう」と先送りすることが一番いけないと心に誓って、乏しすぎる英単語を少しでも覚えるとか、ちょっとしたミニエクササイズするとか、確定申告に手を付けてみるとか(泣)、とにかく「200秒あればワンプレイできる!」をモットーにしています。
文:小栁 衣吏子
六本木ヒルズけやき坂「アオハルクリニック」院長。
職人かたぎの美容皮膚科医にして、美と健康の求道者。
日本皮膚科学会と日本抗加齢医学会の専門医。
順天堂大学医学部卒業。
福岡県出身。