J Women in Singapore~国際結婚を選んだ日本人ワイフ達~ – Tsubaki Club
「2年くらい前でしょうか、シンガポールにいる外国人が主人の友達何人かとこのコミュニティを立ち上げました。
現在は150人程度のメンバーになっています」。
ひょんなきっかけから知ったTsubaki Club。
シンガポールを拠点とした外国人と結婚している日本人ワイフの会です。
ご主人の国籍もシンガポールをはじめ、カナダ、アメリカ、オランダ、フィリピンなど多彩。
「先日行ったファミリーピクニックは年に1回のイベントですが、レディースナイトを年に4回くらい、時々のテーマで実施し交流を深めています」。
――どんなきっかけで国際結婚を?
Mayuさん――
「私は18歳から海外生活だったので、外国人とおつきあいすることがとても自然で。
主人はカナダ人。
2年に1度くらいそれぞれの国に里帰りしますよ。
結婚式は日本ではカジュアルに、カナダではちゃんとした形でやりました」。
Mayukoさん――
「私の主人はオランダ人。
キャビンアテンダント時代に友人のお誕生日会で知り合ったのがきっかけです。
オランダのビーチレストランを貸し切って結婚パーティーをしましたね。
とてもいい思い出です」。
Yokoさん――
「フィリピンで仕事をしていて、現地で知り合ったフィリピン人と結婚しました。
親族とはマニラ郊外の避暑地で、友人とはボラカイ島で結婚パーティをしました」。
国際結婚と言うと正直なじみが薄いが、当事者たちは何の変哲もないごく普通の日常を送っているようです。
――ご主人が外国人で得しているなあと感じることは?
「女性としてみてくれるんですよ。
パパママの関係だけではないんです。
だから子供を預けて夫婦デートもよくしますよ」。
「とても寛大なところが嬉しいです。
懐が深い、という感じです」。
なるほど、このあたりは日本人男子は肝に銘じるのが望ましい!
――逆に悩みは?
「私たちの両親とのコミュニケーションが不便であることは確かですね」。
「食事面かな。
主人がいわゆる日本の一般家庭の和食が苦手なんですよ。
和食食べたいな、と思うことも正直ありますね」。
ご主人はビジネスマンが多いそうです。
ごく普通の一般家庭です。
それほど遠いところにいるわけではありません。
この取材がきっかけになって、国際結婚の輪がもっと広がればいいと感じました。
――最後にぜひ一言!
「シンガポールは快適です。
自分の可能性も広がります。
人生ルールをここで変えてみるのもひとつの判断です」。
同じ環境の仲間がいる。
このコミュニティがあれば、国際結婚へのハードルも相当低くなるだろう……そんな印象が残ったインタビューでした。