ロンドンの中心で、36室だけのスモールラグジュアリーを – The Wellesley
ロンドンの「銀座」ナイツブリッジからたったの3分
右にハイドパークコーナー駅、左にナイツブリッジ駅、真ん前に広大なハイドパーク。
ロンドンのど真ん中に2012年にオープンしたスモールラグジュアリーの本格派「The Wellesley」。
36室のみの小さなホテルですが、そのホスピタリティは日本の旅館のそれを彷彿とさせます。
なんと言っても、フロントの女性がファーストネームで話しかけてくれるのは嬉しいものです。
びっくりしたことのひとつが、ホテルの半径1.5キロ内であればホテル専用のロールスロイスゴーストで移動が可能なところ。
旅先で困る「近いけど歩くには少し遠い」への明確な答えをラグジュアリーに導き出してくれています。
違いにこだわること、顧客を知る努力をすることが私の使命
オープン以来GMを務めているステファノさんのモットーは、「顧客を知ることに努力を惜しまないこと」。
「我々のような小さなホテルは、顧客と共存していくことが必要です。
近場へのゴースト送迎しかり、完全なプライバシーの確保、ロンドンで唯一のオープンシガーバーなど、富裕層のニーズをとことん追求しています。
このような姿勢でブランドを守り続けることが、最も大切なことだと考えています」。
確かにThe Wellesleyは「Only one」にこだわっています。
シガールームには、なんとフィデル・カストロが所有していたシガーも用意。
シガーバーでは18世紀のコニャックも楽しめます。
こんなスモール&アクセシブルラグジュアリーがロンドンのど真ん中にあります。
私が宿泊した部屋の名前もイケています。
「Charleston Room」。
大英帝国の誇りと息吹を感じさせてくれました。