沖縄県、大型MICE施設をマリンタウン東浜地区に~県東海岸の観光インフラに活路~
2万人規模の大型MICE施設の建設で、大きな雇用が創出される見込みが立ってきました。
2020年の本格稼働に向けて、継続的なマーケティング活動は必要なものの、県東側の産業振興に大きな期待が寄せられています。
沖縄県が検討を進めていた大型MICE施設の建設地が、与那原町、西原町にまたがるマリンタウン東浜地区に決定しました。
沖縄の観光インフラは県西海岸に集まる傾向が見られますが、超大型のMICE施設の誕生は、東海岸の産業振興にも大きく寄与することが期待されています。
現在の予定では2万人規模のMICE需要を取り込む壮大な計画となっており、大きな雇用を生み出すことになるでしょう。
と同時に顧客獲得に向けた「継続的なマーケティング活動」も重要な課題となってきます。
ゴルフ大会や著名な研究機関、商業施設やホテル、その他のグローバルイベントの誘致は必須のテーマとなると思います。
当社が参考にできると考えているマーケティングの例は、シンガポールで実施されているMICEエキスポとカンヌで実施されているILTMです。
双方ともにエギジビターとバイヤーのマッチングショーですが、B to Bのトラベルショーを毎年同地で企画するのが最も効率的に映ります。
「グローバルなMICEのキーマンを必ず年に一回東浜へ」を継続することが、2020年には稼働するこの大型MICE施設の成否を握るでしょう。