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読者の声がNo.1観光地、No.1エアラインを決める本誌独自のLux Travel Award、いよいよスタート!

ラグジュアリートラベルの重要な2つの要素

富裕層ビジネスにおいて「旅行」は欠かせないキーワードのひとつだ。
旅行の目的は人それぞれではあるものの、観光ニーズは依然として高い傾向にある。
北海道や沖縄のような国内の観光地を訪れることもあるが、やはり海外を望む声は多いと言える。

観光目的の旅行であれば、当然現地のデスティネーションに関する情報が必要になるし、海外に行く際は現地までエアラインを利用して移動するはずだ。
この2つが旅行において非常に重要な要素であることから、当社は政府観光局とエアラインに緊急アンケートを実施し、それぞれ20件程度の回答を得た。

 

デスティネーションに求められるオンリーワンの体験・食事

政府観光局には富裕層デスティネーションに関するアンケートを実施した。
国・地域によって数に差はあるものの、どこも富裕層ニーズにマッチするデスティネーションを有しているとの回答。
具体的には世界遺産、リゾート地、特別なアクティビティ、ユニークなラグジュアリーホテルなどが挙げられた。

富裕層へのデスティネーションのPRは積極的に実施していると回答した観光局もあったが、ブランディングに関しては実施しているところはなく、今後他のデスティネーションとの差別化を図っていく上で重要な課題のひとつになるだろう。

定期的・継続的に富裕層を呼び込むために重要だと思うことは何かという質問では、そこでしかできない体験や食事が圧倒的な支持を得た。
これは、本誌の読者からも実際に聞かれることであり、2016年11月16日におこなわれたILTMのセミナーでも言われていたことだ。
この点については、富裕層旅行者の傾向を的確に捉えていることが伺える。

 

二極化の様相を感じさせるエアラインの富裕層戦略

エアラインに対しては富裕層戦略についてアンケートを実施した。
富裕層戦略に関しては、エアラインによって回答にばらつきが目立った。

富裕層戦略に重点を置いていないエアラインは、具体的に実施していないだけでなく、今後も導入する予定がないため、旅行商談会やイベントへの参加も消極的だ。
対照的に富裕層戦略に力を入れているエアラインは、既に具体的な施策を実施していて、さらなる拡充も予定している。
旅行商談会やイベントへも国内外を問わず積極的に参加をしている。

具体的な施策としては、ファーストクラスにおいて到着から出発までひとりの専任担当者があらゆる世話をするサービスをおこなっているという回答があった。
空港内の移動に専用車を利用し、ラウンジと機内の間の移動も一般の乗客とは別ルートを使用する。
また、空港によっては好きな時間にプライベートジェットの予約も可能で、富裕層から好評を得ているという。

これらはエアラインに限らず富裕層戦略を進めていく上でのヒントになるだろうし、特にプライベートジェットについてはクールジャパン機構の太田氏も言及しており、富裕層インバウンド戦略においても非常に参考になるはずだ。

 

最も日本人富裕層に評価されたデスティネーションとエアラインを決定

冒頭でも述べた通り、デスティネーションとエアラインは旅行において非常に重要な要素だ。
そこで当社は、最も日本の富裕層に評価された観光地、エアラインを決定する賞「HighNetWorth Destination of the year 2017」と「HighNetWorth Airline of the year 2017」をスタートさせた。
当社の顧客の方々に実施させていただくアンケート結果などをもとに選定する。
富裕層の方には観光地やエアラインを選ぶ上でのひとつの判断材料として、政府観光局やエアラインの方には富裕層旅行者へのPRのひとつとして活用いただきたい。

現在、デスティネーションやエアラインのエントリーを受付中だ。